Technology
PCa板製作技術
PCa板製作の流れ
① 型枠清掃

平滑な面を出すため、打設後の型枠に付着したコンクリート等を取り除きます。
② セット替え

製作する製品に合わせ型枠を組み替えます。
③ 型枠検査

型枠検査員の資格を受けた者がセット替えした型枠が製作図通りになっているか確認します。
④ 鈇筋組立

鉄筋を板図に合わせて組み立てます。その後サイズ・形状・鉄筋径・ピッチ・鋼種等の検査をします。
⑤ セット

鉄筋にスペーサーを付け型枠にセットし、必要な金物や部品を取り付けます。
⑥ 中間検査

中間検査員の資格を受けた者が、検査表で製作図通りにできているか確認します。
⑦ コンクリート打設

コンクリートを流し込み、バイブレーターで締め固めて地震・火災・風雨に強いPCa板にします。
⑧ 左官仕上げ

左官がコテを使用し、表面を仕上げます。4~5回繰り返し行い約4時間ほどかかります。
⑨ 脱型

周辺の型枠をはずします。
⑩ 板吊上げ

コンクリートの強度が規格値以上であることを確認してから、PCa板をクレーンで吊上げして移動します。
⑪ 製品検査

製品検査員の資格を受けた者がPCa板の寸法精度と取付け部品の状態を確認します。
⑫ ストックヤード

検査場で合格になったPCa板はストックヤードへ移動し、コンクリートが出荷強度になるまで養生します。